ドイツ研修~後編~

3日目の午前中はテュービンゲンに移動して何軒か薬局を自由に見学しました。

Germany16ここで見学した薬局は特徴を持ったところが多かったです。
ホメオパシーの薬を扱う薬局や、エステ室のある薬局がありました。

ホメオパシーとは病気と似たエネルギーを投与することにより、体の自然治癒力を引き出し病気の治癒を目指す治療法のことだそうです。
なかなか日本にはなじみがない治療法でした。

エステ室を持った薬局はアロマオイルもたくさんおいてあり、きれいでとても広くおしゃれで薬局という感じがあまりしないようなところでした。
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他の薬局ではピックアップマシーンを詳しく見せていただいて、とても親切にたくさん英語で説明をしていただいたのですが、私の英語の聞き取り能力が・・・だったので、あまり聞き取れず残念でした。
とりあえず分かったのは、ピックアップマシーンは便利だ!すごいんだ!とほめておられた、ということです。
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その日の午後はロッテンブルグにある日本人の薬剤師の方が経営されている薬局を視察させていただきました。ここでは薬局内の見学や、コレステロールや血糖をはかる様子を見せていただきました。
ドイツの薬局では有料でコレステロールや血糖を測ってもらえるそうです。
このときにもプライベートルームを利用していました。
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日本の方ということで言葉が通じるので、細かなこともたくさん教えていただけました。
実際に薬を買う様子も見学させていただいたのですがとてもフレンドリーでコミュニケーションをたくさんとっておられてすごいなと思いました。
私も実際に薬を買ったのですが、丁寧に対応していただき患者としてもとても満足でした。
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そしてその日の夜はこの研修のまとめということで、感じたことや学んだことをそれぞれが発表しました。

人それぞれ感じていることも違うし、注目した点というのも違ったので、たくさんの方の意見を聞いて改めて感じることもありとても勉強になりました。

 
4日目はホーエンツォレルン城を見学しました。

ドイツといえばお城!というイメージがあったので、見られてすごくうれしかったです。
山の上にあるお城ですごく雰囲気がよくてステキでした。
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その後はマンハイムの薬局を視察しました。
とってもとっても大きな薬局で、外から見るとまるで工場で、これ全部がほんとに薬局なの!?という大きさでした。
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従業員さんは70~80人くらい働いているそうです。
病院に薬を払いだしている薬局だそうで、クリーンベンチなどもとてもたくさんありました。
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そして最後に修道院の見学に行きました。
昔は薬の製造や調合は修道院などでおこなわれていたそうです。
そのときの薬局の様子を見学しました。
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修道院の管理しているハーブ園も見学しました。
すごく広くてきれいに整備されていたのと、薬効別に分けて植えられていて見やすかったです。
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今回の研修で実際にドイツに行って薬局や様々な施設を視察してみたら色々な発見があって、とても新鮮でした。

ドイツの薬局は支店を3店しかもてないというきまりがあるせいか、個々の薬局が個性を発揮していたので、見学していて楽しかったです。
ドイツでは薬の品質管理をとてもしっかりとしているという印象を受けたのと、卸からの配達が多かったり、夜間も薬局を開けていたりと安定供給に関してもしっかりしているなという印象を受けました。

私が驚いた点はドイツには薬歴がないという点です。
処方箋もレセプトとなり提出してしまうので患者の情報は手元には残らないそうです。
併用薬などはどうやってチェックするのだろう?と思ったのですが、ドイツではしめつけはないけれど、かかりつけ医・かかりつけ薬局制度なので、具合が悪くなればとりあえずかかりつけ医のところに行くそうなので、併用薬や副作用歴のチェックは医者の仕事だそうです。

 

今回の研修でドイツのいいところも日本のいいところにも気づけた気がします。
ドイツで学んだことを自分の今後に活かしていけるようにがんばりたいと思います。