DIARYアクロス薬局日記

阿知須の歴史

こんにちは😊
阿知須クローバー薬局 事務のUです。
暖かい日和が続いた3月中旬🍓
コロナ禍もだんだん落ち着いてきたので
いままであまりよく知らなかった阿知須の街を散歩してみました🐕♪


今日は薬局から車で4分ほどのところにある
「いぐらの館(旧中川家住宅)」をご紹介します🌾


中川家は江戸後期から明治にかけて阿知須浦廻船業の中心となった家で
当時阿知須最大級の居蔵造の建物だったそうです。
明治時代には瀬戸内の塩と筑後米とを交易し大阪に輸送、販売して大きな利益を上げ、のちに酒造業に転身されました。
“居蔵造”とは「廻船業を営んでいた人々によって建てられた瓦葺屋根、大壁造漆喰塗りこみの防火機能を有した住居」のことをさしています。

今は山口市教育委員会の施設として無料で一般公開されており、市の職員の方が
丁寧にご案内・解説してくださいます。
中には当時の船の模造や実際に使われていた道具や茶器などが展示してあり
庭園には梅や椿、御柳(ぎょうりゅう)等が植えられています。

 

こちらのいぐらの館では毎年2月中旬頃に「ひなもん」というおひなかざりを展示した
「ひなもんまつり」が開催されています。
「ひなもん」とは柳川の「さげもん」を手本として地元の方々が一針一針丁寧に縫って作られた吊るし雛のことで
いぐらの館ではひなもんまつりが終わったいまも一部展示してあります。
色鮮やかな飾りがとても美しく、一つ一つ特徴がありずっと見ていられます。
今年はひなもんまつりに行きそびれたので来年こそはまつり期間中に伺いたいと思います!

「いぐらの館」から歩いてすぐのところに「壺焼き芋専門店 芋将軍」という焼き芋屋さんがあります🍵
その時々でおいしいお芋を仕入れているそうで、今回は 熊本県産 紅はるか という品種でした。
炭の熱と壺の反射熱を利用してじっくり焼かれているので、中はねっとりしててあま~く、皮も焼けることなく食べられます。
とってもおいしいので阿知須に来られる際は立ち寄られることをおススメします🌟

さて、明日から新年度がはじまりますね🌸
不安もありつつドキドキわくわくされている方が多いのではないでしょうか。
私も初心を思い出してさらに成長できるよう今年度もしっかり頑張っていきたいと思います!✨

【旧中川家住宅 いぐらの館】
〒754-1277 山口市阿知須3425
10:00~16:00

【壺焼き芋 芋将軍】
〒754-1277 山口市阿知須3321(ふじみや というスーパーの一角にあります)
11:00~18:00
※早い段階で売り切れることがあるかもしれません